「片頭痛」と検索すると書いてあること

みなさんこんにちは、サノです。
片頭痛歴15年の片頭痛持ちです。

片頭痛に関して調べようと思い、ネットで検索すると、たくさんの情報が出てきて、
どれを見たら良いのか分らない、なんて思った方もいるのではないでしょうか。
というか、私がそうでした。

なので今回は、「片頭痛」と検索して、出てきたサイトに書いてあることを、
ざっくりまとめてみました。
ぜひ、ご自分の症状や、みなさんの周りにいる片頭痛持ちの症状を、
思い返しながらご覧ください。

片頭痛概要

日本人の片頭痛持ちは、15歳以上で年間約840万人いると推定されています。
片頭痛は頭痛全体のは8.4%を占めます。アメリカでは人口のおよそ12%で、
日本よりも少し多いようです。

痛みの発作は数時間から数日続きます。
片頭痛は繰り返して頭痛発作がある病気であり、
通常5回以上繰り返すと片頭痛と診断されます。
片頭痛には、前兆のあるものと前兆のないものがあリます。
前兆があるものは典型的片頭痛、前兆の無いものは普通型片頭痛と言われています。

片頭痛は思春期ごろから多くなり、60歳頃には減っていくようです。
また、片頭痛の1/4は子供のときからすでに始まっており、
ほとんどが30歳までに発病しています。

片頭痛は、女性ホルモンと関連があるため女性に多く、
10~50代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。ちなみに最盛期は、30代だそうす。
女性の方が男性よりも片頭痛は起きやすく、男性の4倍と言われています。

女性の場合、月経や排卵に関連して起こることが多く、
女性患者の約半数は、自身の月経に関連して片頭痛が起こることを自覚しています。
月経時の片頭痛は、そのほかの時期に起こる頭痛に比べて、持続時間が長い、
痛みが強い、薬が効きにくいなどの特徴があります。
妊娠中は片頭痛が起こり難くなります(場合によっては妊娠中にひどくなると書いてあるサイトもありました)。

症状がひどい方や、まだ病院に行ったことがない方は、
まずは、病院に行ってみることをおすすめします。
病院では診断を確定するために、頭部CT検査・頭部MRI検査などを
行って他の頭痛を起こす可能性のある病気でないことを調べます。
さらに、日常生活で片頭痛を引き起こしそうなものを避けたり、
薬を使用して治療を行います。

片頭痛は、命に危険が直接あるというものではありませんが、
日常生活に対して頭痛発作は大きな影響があり、人によっては
生活に支障が出る場合があります。
 
片頭痛を起こしやすい体質は、遺伝します。父親よりも母親の方が影響が強いのが特徴です。
母親が片頭痛だと、子どもの半数に片頭痛があらわれます。
ちなみに、完全主義、努力家、神経質な性格の人がなりやすいようです。

片頭痛の症状

予兆

予兆とは、片頭痛の前に起る体調の変化です。
予兆は頭痛のあらわれる信号、いわゆる「頭痛信号」です。
片頭痛発作の数時間~1日または2日前から発生します。
予兆には、以下のようなものがあります。

  • 空腹感
  • 頻繁なあくび
  • イライラ
  • 手足のむくみ
  • 首筋の硬さ、コリ
  • 便秘
  • 漠然とした頭痛の予感
  • のどの渇きや排尿の増加
  • 眠気
  • はきけ
  • けだるい感じ
  • かすみ目
  • 顔面蒼白
  • 光または音に対する過敏
  • 気分の変調
  • ある食べ物をむしょうにたべたくなってしまう
  • 考えがまとまらない

前兆

片頭痛持ちの約2割の人には、「前兆」という症状が見られます。
片頭痛の前兆は、片頭痛の直前、または発作の間に起こる神経症状です。
前兆は通常徐々に始まり、数分にわたって症状が悪化し、20〜60分間持続します。
前兆には、以下のようなものがあります。・目がチカチカしてギザギザした光が見える(閃輝暗点)

  • さまざまな形、明るい点または光の点滅などの視覚現象
  • 視野が欠ける(半盲)
  • 視力喪失
  • 腕や脚にピンや針にさされるような感覚
  • 発語、作文、思考が難しくなる
  • 騒音または音楽が聞こえる
  • 顔や体の片側の感覚の弱さやしびれ
  • 制御不能な痙攣または他の動き
  • 筋肉が弱くなる

頭痛発作時

片頭痛は、頭の片側だけ痛いこともあれば、両側が痛むこともあります。
頭痛の最中に体を動かすなどして、頭の位置を変えると痛みが悪化するのも片頭痛特有の症状です。
痛みだすと数時間から数日間痛みが続き、痛みが強い人では、日常生活に支障が出ます。
頭痛発作時の症状には、以下のようなものがあります。

  • ズキンズキンとした拍動性の痛み(拍動性の無い場合もある)
  • はきけ、嘔吐
  • 光や音、時には匂いや触感への感受性が過敏になる
  • ぼやけた視界
  • 頭がふらふらし、倒れることもある

後症状(ベストなお薬HP)

ポスト・ドーム(後症状)と呼ばれる最終段階は、片頭痛発作の後に起こります。
疲弊し、疲れ切ったように感じることもあれば、高揚感を感じる人もいます。
片頭痛後のおよそ24時間の間に、次のようなことを体験することがあります。

  • 混乱
  • 気分が変わりやすい
  • めまい
  • 弱く感じる
  • 光と音に過敏になる

片頭痛原因

なぜ片頭痛が起こるのか

なぜ片頭痛が起こるのかはまだ、明らかにされていないのが現状のようです。

仮説としては「血管説」、「神経説」、「三叉神経血管説」などがあります。
この内容に関しては、お医者さんがしっかり説明してくれています。

気になる方は、こちらからご覧ください。

・標準医療情報センター 

・頭痛大学 

気をつけた方が良い食べ物

  • 飲酒
  • チョコレート
  • 赤ワイン
  • 高カフェイン飲料
  • チーズ類
  • ナッツ類
  • 柑橘類
  • 塩分の多い食品
  • 加工食品
  • 食品添加物(甘味料アスパルテーム、保存性グルタミン酸ナトリウムなど)

日常に潜む要因

  • 体質
  • ストレス、ストレスからの解放
  • 過労
  • 月経、排卵
  • 出産後、更年期
  • 寝不足、寝過ぎ、時差ぼけなど、睡眠パターンの変化
  • 空腹(低血糖)
  • 温度の変化、高い湿度
  • 気象や気圧の変化
  • 明るい光、太陽のまぶしさ、大きな音、強いにおいなどの感覚的刺激
  • 性行為を含む激しい身体運動
  • 薬(ニトログリセリン、経口避妊薬、血管拡張薬)
     

片頭痛の治療

予防

  • 日常生活で片頭痛を引き起こしそうなものを避ける
  • 飲酒やストレスに注意して生活する
  • 寝不足や寝過ぎをしない
  • 規則正しい食生活
  • サングラスをかけて外出する
  • 頭痛ダイアリーをつける
  • 予防薬
  • 漢方薬
  • ビタミンB2
  • フィーバーフュー
  • マグネシウム
  • コエンザイムQ10

発作時薬での対応

  • 血管を縮ませるタイプの痛み止め(エルゴタミン、トリプタン)
  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)
  • アセトアミノフェン
  • 吐き気止め(制吐薬)

発作時薬以外での対応

  • 光や音の刺激を避け、静かな暗い場所で安静にする
  • 痛む部分をアイスパックや氷で冷やす
  • コーヒーや緑茶などカフェインを含むものを飲む
  • 入浴で温まりすぎて血管が拡がることを避ける
  • 患部を温めたり、もんだりしてしまうと、逆効果になることが多くあるので注意が必要

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は「片頭痛」と検索して、出てきたサイトに書いてあることを、
ざっくりまとめてみました。

みなさんの知っている症状と比べてみて、重なっている部分、重なっていない部分、
それぞれあったのではないかと思います。
しかし、書いてあることは、片頭痛に関する教科書的な内容でしか無かったように思います。

今後は、片頭痛持ち目線で、本記事の内容を1つ1つ深掘りしてみたり、
片頭痛に関する本の要約、体験談なんかも書いていけたらと思います。

なお、本ブログは専門家でも何でも無い、片頭痛歴15年のだだの片頭痛ちが、
趣味で立ち上げたものです。間違ってしまうこともあると思います。
気になることがあった場合は、ぜひ調べてみてください。

ご覧いただきまして、ありがとうございます。

引用・参考

大正製薬商品情報サイト

Medley

ファストドクター

NHK健康ch

日本神経学会HP

恩賜財団済生会

標準医療情報センター

ベストお薬 

メディカルノート 

頭痛大学

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